映画『スタンドアップ』を観てきました

映画『スタンドアップ』を観てきました。

主演はシャーリーズ・セロン、そして監督は『クジラ島の少女』を創ったニキ・カーロ。

1989年、アメリカ・ミネソタ北部での実話に基づくもの。

暴力夫から逃れて二人の子どもを連れて故郷に戻ってきたジョージー(シャーリーズ・セロン)。しかし、子ども達を自分の力で育てようとするシングルマザーに、街の人たちは冷ややかな目を向ける。母親までもが、少し位の夫の暴力は我慢するべきだと諭し、炭鉱で働こうとすると、同じ職場で働く父親は大反対。

父の反対を押し切り、子どもたちとの生活を守るために炭鉱で働き始めたジョージー。しかし、男ばかりの炭鉱では、わずかな女性たちが執拗なまでのセクシュアル・ハラスメントの被害を受けていた。しかも女性たちは、生活のために仕事を辞めるわけにもいかず、抗議をすることもできず、嫌がらせに耐えている日々が続く。ジョージーは、上司や社長に窮状を訴えるが、全くとりあってもらえず、訴訟を起こす。人として当たり前の尊厳を取り戻すための訴訟だ。このひどい状況を変えるために立ち上がった彼女の勇気と行動力に、周囲の人たちも徐々に変わっていく・・・

本当にお勧めの映画です。ただ、上映期間が

2週間と短かったのが、とっても残念!

原案となったのは、『集団訴訟-セクハラと闘った女たち-』(クララ・ビンガム&ロラー・リーディー・ガンスラー著)