地域情報紙『ともも』がパワハラを取材

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「えびす様」の総本社・西宮えびすのお膝元で愛され続けている地域情報紙『ともも』。
9月号の「ともも人物図」で、パワー・ハラスメント防止に取り組む三木の様子を取材してくださっています。

今や地域情報紙でのテーマになるほど、パワー・ハラスメントは年代や性別、雇用形態を問わず働く全ての人にとって、とても深刻で大切な問題だという認識が、広まってきているのを感じます。
『ともも』は長年にわたって、西宮市・芦屋市地域の信用のある役立つ情報を提供しながら、心に温かなものが広がる紙面づくりを続けておられるとのこと。
編集長の武地秀実さんは、とてもエネルギッシュで、素敵な方。
紙面づくりへの思いなどを、私の方から思わずあれこれ彼女にインタビューしてしまいました。

毎号とっても読み応えたっぷりの情報紙です。
各種新聞に折り込んで配布している他、西宮北口図書館、西宮市男女共同参画センターウェーブ、白水星の井戸(芦屋)、オファーメ(甲東園)などにも置いているとのこと、ぜひご覧ください。

三木の記事は『ともも』さんの許諾を得て、pdfでHPにもアップしていますのでご覧ください。
『ともも』の「人物図」の記事はこちら>>
『ともも』のHPサイトはこちら>>

パワハラ対策を市議会で質問

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8月30日の衆議院総選挙に向けて、各党からは様々な政策がうち出されています。私たちの労働環境や生活に直結している国政、しっかりと判断して選択したいと思います。
国政のみならず地方行政も私たちにとって、とても身近で大事な問題です。
パワー・ハラスメントの予防、対策についても行政機関でのもっと積極的な取り組みが必要です。
そのために、今年の4月14日には市町村議員の方を対象とした「自治体政策特別セミナー 政治的課題としてのハラスメント防止対策」を実施しました。

その模様は、時事通信社発行の冊子『地方行政』4月27日号で紹介されました。また、『月刊労働組合』5月号で三木が報告をしています。
『地方行政』4月27日号の記事はこちら>>
『月刊労働組合』5月号の記事はこちら>>
そのセミナ―の参加者、大阪府吹田市議の中本みちこさんが、5月の議会で市のパワハラ対策について質問をしました。
相談窓口の在り方、職員研修について、ガイドライン(防止指針)策定への考え、実態調査などについてです。
質問を受けて、吹田市では早速職員のパワハラ実態調査を行い、予防のための管理職研修を実施する運びとなりました。

中本みちこ議員(大阪府吹田市)のHPはこちら>>
吹田市議会事務局のHP(5月の議事録は9月アップ予定)はこちら>>
民間企業での取り組みももちろん大切ですが、行政機関が率先垂範して取り組みをし、企業・市民への啓発も行い、そして、ガイドライン、条例の制定というプロセスを進めていくことはとても重要な事です。
アトリエエムでは、企業や行政機関でのセミナー(研修)だけでなく、ガイドラインの策定、相談窓口業務の受託、条例の素案づくりなども手掛けています。
ハラスメント防止の事なら何でもお気軽にご相談ください。

「いじめ、パワハラの実態-私たちはどう受け止めるべきか-」

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『月刊労働組合』8月号の特集は「職場から見た日本の民主主義」です。
編集部からの依頼で「いじめ、パワハラの実態-私たちはどう受け止めるべきか-」について原稿を書きました。

兵庫県内のある事業所のパワハラの実態を伝えながら、組織での対応、調査のあり方、予防等について書いています。
さらに、司法の場でのパワハラのとらえ方の違いについて、愛媛県の前田道路の裁判の一審と二審の判決の違いについても解説しています。

一審の松山地裁の判決は「所長として能力がない」「会社を辞めろ」と上司が繰り返し罵倒したことを「パワハラ」であるとして、会社に慰謝料の支払いを命じました。ところが、高松高裁の判決では、「厳しい改善指導は正当な指導の範囲」として、不法行為に当たらないとしました。まさに正反対の判決が出たのです。
今後、司法の場におけるパワハラの認識を妥当なものにしていく働きかけは必要です。
しかし、もっと大切なのが、組織内でいかに適切に対処するかが、労使共に問われている課題なのです。

では、どのように組織内で体制を作っていけばよいのでしょうか。
これに関しては、ぜひ三木の記事をお読みください。

発行元の許諾をいただいて、アトリエエムのHPの「新聞・ミニコミ」のページにアップしています。
新聞・ミニコミのページはこちら>>

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