対象者に応じたセミナープログラムをご提供します

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仙台市役所では今月、管理職に対するパワー・ハラスメント研修を実施しています。
課長級と各課内の係長級職員1人の計400~500人を対象に6回に分けて行うというものです。

この背景には、仙台市職員労働組合が行ったパワー・ハラスメントについての実態調査があります。
実際にパワハラを受けたとする職員が1割、周囲で見聞きした職員は3割にのぼる、という実態が浮き彫りになりました。

「数ヶ月間、口もきかず、あいさつもしてもらえない」「お茶を飲みに誘われ『行かないと昇任に影響する』と言われた」などの訴えや「うつで休職した」「上司の前に出ると息苦しくなる」などの心身の不調を訴える回答も目立ちました。
市職員労働組合は7月、これらの調査結果とともに、「実態調査」「管理職と全職員を対象にした研修の実施」「第三者的な相談窓口の設置」などを求めた要求書を提出、これを受けて今回の研修となったものです。
これらのことは、4月19日と11月3日の読売新聞仙台版でも報じられています。
職員に対するこのような研修は本当に大切で、パワハラ防止に向けた取り組みの第一歩となるものです。
しかしながら大変残念なのは、対象が管理職といえども課長級以下の人という点です。
部長級以上の管理職にもこの研修は必要です。
また、研修の講師が専門家ではなく、市の職員というのも残念な点です。

アトリエエムでは、パワー・ハラスメント防止セミナーの専門家として、多様なセミナーをご提供しています。
大阪市西区のT社では、社長と取締役、部長級、課長級、主査級と職階別に少人数で何回もセミナーをさせていただきました。

それぞれの職階によって、パワー・ハラスメント防止への取り組みの役割りは変わってくるのです。
また、大学のセミナーでも、教員、職員、学生、相談担当者と様々な対象者にお応えしています。

アトリエエムでは、対象者や人数によって、ニーズに応じたセミナープログラムをご提供しています。
セミナー(講師派遣)に関して、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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