『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

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□就業規則があるにも関わらず、残業が当たり前
□何日も徹夜が続くことがある
□必要経費が一切認められない
□従業員の出入りが激しい
(映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』オフィシャルサイトより抜粋)

小池撤平演じる「マ男」が入った会社は「こんな会社はあり得ない」と思ってしまうほどのパワハラ、セクハラ満載の「ブラック会社」。
でも、こんな酷い会社は山ほどある、というのが今の悲しい現実です。

私は連日たくさんの方からハラスメントのご相談を受けますが、本当に驚くような会社ばかりです。
でもほとんどの方は、パワハラを受けながらも、もう少し何とか頑張ってみよう、と踏ん張っておられます。

「今の若い人は転職に抵抗がなくなった」という管理職の声をよく聞きます。
本当に若い人たちは自ら望んで転職を選んでいるのでしょうか。私はそうではないと思います。
この不景気な時代、多くの人は一度入った会社でできるだけ長く働きたい、と思っているのです。

「8割以上の人が会社に「愛社精神」を持って入社するけれども、数年のうちには、5割にまで下がっている」というアンケート結果が先日報道されました。
新人のモチベーションを上げるのも下げるのも、まさに上司の腕次第、指導にかかっているのです。

映画『ブラック・・・』の「マ男」にとっての唯一の救いが「大丈夫?」とさりげなく声をかけてくれる先輩の存在でした。
パワハラをしっかりと認識できる人を、一人でも二人でも増やしていくことが、働きやすい職場環境へと変えていくのです。
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