相談員に求められるメンタルヘルスの知識と判例・事例

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「2年ぶりの受講だったが、最近の判例や事例、新しい資料等をいただき、とてもわかりやすかった」
「ハラスメント対策の重要性を改めて認識した。メンタルヘルス対策ともリンクさせて対応していきたい」
「行為者の心理にも話が及んでおり、事例の背景にある職場・組織の問題が見えてきた」
「職場環境の改善に向けて、ガイドライン(防止指針)を作っていきたい」
「相談員だけでなく、経営に携わる人が、ハラスメントの被害者がでることによって、企業にどのようなリスクが発生するのかをもっと理解することが必要」
「自社の相談員の研修をぜひお願いしたい」

これは、6月1日(火)に実施したアトリエエムの「第2回相談員セミナー」に参加された方たちのご感想です。
当日は、東京、名古屋、岡山、高知など遠方からも多数の方が参加され、皆さん熱心に講義を聴いて、ロールプレイに取り組んでおられました。

第一部の「相談員に求めれらるメンタルヘルスの知識と判例・事例」では「従来型うつ病」と「現代型うつ病」などについても講義をしました。
また判例では、先日、5月21日に名古屋高裁で出された、愛知県豊川市職員のパワハラによる自殺の判決についても解説をしました。
第三者へのパワハラが公務災害(労災)と認められた画期的な判決でした。

相談員は、「カウンセリングマインドを持って、ハラスメントの解決に向けて事実確認をする」ことが一番大事な役割ですが、同時に判例などを通して、社会の動向を知り、組織の防止対策に生かしていくことも求められます。
セミナー(研修)を繰り返し受けて、学習を重ねて研さんを積むことが大切です。

今回参加された方たちには、それぞれの組織の中でハラスメント防止に率先して取り組んでいただけたら嬉しいです。
アトリエエムでは、各事業所の実態とニーズに応じたセミナー(研修)を実施しています。
詳細はお気軽にお問い合わせください。

また、今回のセミナーを収録したDVD『相談員セミナー vol.2』は近日完成。現在ご予約受付中です。
今年1月製作の『相談員セミナー vol.1』も多くの企業や大学等が購入、「非常にわかりやすい」とご好評をいただいております。
相談員、管理職の方の研修にぜひご活用ください。

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