相談窓口を利用したのはわずか 1.8%「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」

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わずか1.8%
これは、パワー・ハラスメントを受けた人のうち、職場の「相談窓口」に相談をした人です。

12月12日(水)に厚生労働省から発表された「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」からは、こんな衝撃的な現状が報告されました。
私は日頃から相談員や人事担当者の方に、「一人の相談者の後ろには、相談に来れない大勢の被害者がいる」とお伝えしていますが、全国的なこの調査によって立証されたともいえるでしょう。
さらにこの調査で明らかなになったことは、企業のパワー・ハラスメント防止の取り組みには、
①「研修」が非常に効果的である
②企業はパワハラに関する教育資料を求めている
ということです。

そしてもう一つ、とても興味深い結果が報告されました。
研修などの取り組み後は、一時的に相談件数が増加するけれども、長期にわたって取り組みを続けていると、相談件数が減少するということです。

ハラスメントのない職場環境づくりには、継続的な取り組みが必要なのです。
そのためにもアトリエエムのセミナーや冊子をぜひ活用していただきたいと思います。
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