鵜久森 典妙 写真展「シルバー・ソング フェイス」

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「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」
これはココ・シャネルの有名な言葉ですが、さてさて60歳の顔はいかに。

映画プロデューサー・鵜久森 典妙(うくもり のりたえ)さんの写真展が、神戸・平野の「いちばぎゃらりぃ侑香」で開かれています。
60代、70代、80代の迫力のある顔、顔、顔。大仏さんにも負けてはいないようですね。
皆さんのそれぞれの人生がにじみ出ているような気がします。

ゴールデンウィークには、シルバーウィークならぬ「シルバー・ソング フェイス」を楽しまれてはいかがでしょうか。
ぜひお出かけください。

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鵜久森 典妙 写真展 「シルバー・ソング フェイス」
● とき:4月27日(土)~5月12日(日)11時~18時(5月1日(水)は休み)
● ところ:いちばぎゃらりぃ侑香(TEL:078-361-5055)
  神戸市兵庫区神田町38-22
● アクセス:JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
  JR神戸駅より7、9、110系統乗車、
  「平野市場前」バス停下車(バス道東へ100m)

「育児休業を3年に」 聞こえは良いですが女性の労働権が置き去りになっていませんか

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育児介護休業法が施行されたのは、20年前の1992年でした。
厚生労働省の調査によると、今や働く女性の9割が育休を取得しているとのこと。

しかし、本当に女性と子どもにとって良い制度となっているのかは疑問です。
妊娠をした女性の6割以上がやむなく退職をしているのが現状で、そのほとんどは派遣やパートなどの非正規雇用です。
育休を取得して働き続けている女性からも、社内で様々な嫌がらせやハラスメントを受けている、という声がよく聞かれます。

最近は「女性の能力活用」ということもよく言われます。
それも大切なことではありますが、女性にとって一番大事な「働く権利」が置き去りになってはいないかと危惧しています。

そんな中「育児休業を3年に」との報道。
その言葉の裏には「子どもが3歳までは母親が育てるべき」という思惑が見え隠れしているような気がします。

女性労働者の多くは非正規雇用で賃金も低く、管理職に占める割合も10%以下です。
男性との格差は依然として大きく、男女平等度を表したジェンダー・ギャップ指数は世界で101位と嘆かわしい状況。

まずは格差を解消するための具体的な施策を打ち出し、女性が働き続けられる環境をしっかりと整えていくことが重要ではないでしょうか。

あとを絶たないセクハラ 相談員の対応が重要

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連日のように企業や行政機関、教育機関でのセクシュアルハラスメントが報道されています。
先日京都で開催された講座「セクハラ労災を知っていますか?」には遠方からも多くの女性たちが参加、熱心に講師の話に耳を傾けていました。

セクハラを受けたと会社に相談をしても、適切に対応されず状況が改善されなかった場合には、被害者の心理的負荷が「強」であると判断されるようになっています。
企業の相談員や人事担当者には、今まで以上に迅速で丁寧な対応が求められるようになってきました。
セクシュアルハラスメントを受けて、PTSDで苦しんだり退職を余儀なくされる人も少なくありません。
うつ病などの精神障害を発病したことが労働災害だと認定されるケースも少しずつ増えてきています。

「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」では、被害者の心理や具体的な相談の受け方、防止対策などについて最新の判例も交えてお伝えします。
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