兵庫県議が女性県議にセクハラ所属党は真摯な対応を!

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兵庫県の桐月一邦県会議員が、酒席での女性県議へのセクハラに対して、所属党から厳重注意を受けた、と報道されました。
「女性は金で買うもの」などと語り「1万円でどうや」と同席していた女性県議に抱きついたというもの。
なんという女性蔑視で、女性の人権を侵害するひどい言動なのかと、怒りを禁じ得ません。
しかも、もっと驚くのがその後の本人と所属党の対応です。
「泥酔していて記憶がない」と語る桐月議員。
「酒の席のことでもあるから」と退団届の受理を保留し、注意にとどめた所属党。

セクシュアルハラスメントに対する「組織の責任」をどう考えているのでしょうか。
男女雇用機会均等法では、セクハラの防止に努めることは「事業主の責任」とされています。
職場以外の宴会の場で従業員が起こしたセクハラに対しても、事業主に責任がある、という判決が出ています。

党と所属議員は直接の雇用関係はありませんが、所属議員の言動に対して責任をもたなければならないと考えます。
今回の件についてどのように対応するべきか、そして再発防止に向けてどのような取り組みを具体的に行っていくのかを、真摯に検討しそれを県民に公表することが必要でしょう。