残暑お見舞い申しあげます。

150814blog
今年は本当に暑い日が続いていますが、そんな中で熱い熱い新旧の映画を何本か観ました。
「ソ満国境 15歳の夏」 /監督・松島 哲也/2015年
「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」 /監督・三上 智恵/2015年
「標的の村」 /監督・三上 智恵/2013年
「八月の狂詩曲(ラプソディー)」 /監督・黒澤 明/1991年
「沖縄」 /監督・武田 敦/1970年

先の大戦を描いたものもあれば、現在の状況を描いたものもありますが、全て同じ延長線上にあるのではないかと思います。
明日8月15日は、70回目の終戦記念日です。戦前、戦中を生き抜いてこられた方たちはこう言われます。
「当時は、戦争反対などと言える雰囲気ではなかった」「国から何も本当の事を知らされなかった」「なぜ戦争を止めることができなかったのだろうか」「決して同じ過ちを繰り返してはならない」と。

これは今の日本も同じ状況ではないでしょうか。
今日発表された内閣総理大臣談話では、曖昧模糊とした表面的な表現に終始し、戦争ができる法律を速やかに成立させようとしているように思えてなりません。
私たち一人ひとりが、現状をもっとしっかりと知ること、そして「いかなる武力」も放棄することを今一度胸に刻み、声を上げ続けることが大事ではないかと思います。