「ハラスメント防止に奔走」アトリエエム10年の取り組みが各紙で紹介

151017blog(150926shimotuke)「ハラスメント防止の取り組みを聞かせてほしい」と新聞記者の方から連絡があり、大阪の北浜にある共同通信社を訪れたのは、9月下旬のことでした。
アトリエエムの10年間の取り組みやハラスメントの相談を受けてきた経験などについて、労働者を取り巻く社会状況の変化にもふれながら、色々とお話しをさせていただきました。
ご自身も小学生を育てながらお仕事をされているワーキングマザーのS記者は、とても共感を持って熱心に聴いてくださり、すぐに全国に写真を添えて記事を配信してくれました。

栃木県の下野新聞や大阪日日新聞などにはすでに掲載されました。今後各地の新聞で紹介されると思います。皆さんの地域で記事をご覧になったらご一報くださると嬉しいです。

最近のセミナー(研修)では、セクハラ、パワハラ、アカハラに加えて「マタハラ」「パタハラ」などのご要望も増えてきました。
「女性活躍の推進」についてもお問い合わせをたくさんいただいています。
各職場のニーズに応じた様々な研修プログラムを準備していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

掲載記事はこちら>>>
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ハラスメント防止教えます
「アトリエエム」三木さん
<2015年9月26日(土)下野新聞>
どうすれば職場などでのハラスメントをなくすことができるか。企業の研修などで対策を教える「アトリエエム」(大阪市)の三木啓子さんは「大事なのは、『いいコミュニケーションとは何か』を考え、未然に防ぐことです」と指摘する。

大学を卒業し、1982年に就職した貿易会社で第1号の産休取得者となった。「マタニティーハラスメントなんて言葉もない時代、『なんで辞めないの?』という反応が普通でした」。何度か転職しながら働き続け、2児を育てた。

そんな経験から、2005年に会社を立ち上げ、各地を飛び回る。会社も10周年。育児に積極的な男性に対する嫌がらせ「パタニティーハラスメント(パタハラ)という言葉が登場するなど、社会環境の変化を実感している。「まだまだばらつきはありますが、組織が目に見える形で取り組みを進めている」

ブックレットやDVD「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」も発売。定義から初期対応法、最新の判例まで紹介し、意識改革を広く訴える。「ハラスメントは人権侵害、個人間のトラブルではなく、職場環境の問題で、絶対にあってはならない」と力を込めた。
(写真キャプション「被害者の話を聞くと、何とか助けたいと思います」と話す三木啓子さん=大阪市)