「LGBTを知ろう」研修用DVD新発売!

160828blog「LGBTに関する職場の意識調査」の結果が8月25日に連合から発表されました。

職場でLGBT関連のハラスメントを受けたり、見聞きしたりした人は約23%、LGBTの人が身近にいる人では、6割にのぼることがわかりました。

ハラスメントの原因としては、6割の人が差別・偏見、4割の人が性別規範意識をあげています。続いて職場の無理解な雰囲気、上司のハラスメントに対する意識の低さ、となっています。

現在、LGBTを含むセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の人たちは、3%~10%存在するといわれています。 誰にとっても、どこの職場にとってもとても身近な問題なのです。

まず私たちが多様な性のあり方を正しく理解し、認め合っていく社会にすることが大切だと思います。

アトリエエムではこのたび、研修用DVD「LGBTを知ろう」(20分)を製作しました。

LGBTの人たちを取り巻く現状を理解し、職場や教育現場でどのように具体的に取り組んでいけばよいのかを、イラストやデータ、事例などを豊富に盛り込んでわかりやすく解説しています。

企業や教育機関、労働組合などの研修や学習会でぜひご活用ください。
図書館や男女共同参画センターなどで貸し出しもできます。

※予告編はこちら(you tube)>>>
※DVDのチラシ(お申込書付き)はこちら>>>
※アトリエエムの販売物の総合チラシ(お申込書付)はこちら>>
※詳細はこちら>>>
~~~~~~
DVD「LGBTを知ろう」
【販売価格】 2万円(税、送料別)
【収録時間】 20分 【日本語字幕付】
【解説】 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
【製作・著作】アトリエエム株式会社 <2016年製作>


【CONTENTS】
①LGBTについて
②現在の状況  <行政、企業、教育現場> 
③国際社会では
④具体的な取り組みを <企業、教育現場で> 
⑤ハラスメントのない社会に向けて

*今後もアトリエエムでは、研修用DVD「考えよう!ハラスメント」(各20分)をシリーズとして製作していきます。次回はセクシュアルハラスメントについて取りあげる予定です。

ハラスメントとLGBT

160814blog7月に、東京で開催された「Work With Pride」の説明会と大阪弁護士会主催の「LGBTs法律問題Q&A」出版記念シンポジウムに参加しました。
どちらも多くの企業や団体の人たちが熱心に講演に聞き入っていて、LGBTをめぐる社会の動きが今、大きく変わりつつあるのを感じます。

LGBTとはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字です。
LGBTを含むセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の人たちは、3%~10%存在するといわれています。
同性のカップルに対して「パートナーシップ証明書」発行したり「LGBT支援宣言」を行う自治体もでてきました。
同性カップルやトランスジェンダーに対して配慮をするように就業規則や福利厚生を改正する企業も増えています。

しかし一方では、東京の国立大学の学生がゲイであることをアウティング(本人の了解を得ずに、公にしていない性的指向や性自認等の秘密を暴露する行動)され、大学のハラスメント相談室に相談をしたものの適切な対応がなされなかったために、転落死するというとても痛ましい事件が起こりました。

アトリエエムでは現在、DVD「LGBTを知ろう」を9月の完成をめざして製作中です。

LGBTの人たちを取り巻く現状を理解し、職場や教育現場でどのように具体的に取り組んでいけばよいのかを、イラストやデータ、事例などを豊富に盛り込んでわかりやすく解説しています。

詳細については後日改めてご案内させていただきますが、学校や職場でこのDVDを多くの人に観ていただいて、多様な性のあり方を理解し、誰もが自分らしく生きられる社会になるようにと願っています。