「三木啓子のハラスメントセミナー」活気に満ちた実り多いセミナーに

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6月12日(金)に大阪で開催した「三木啓子のハラスメントセミナー」には、今回も関西地方だけでなく、東京や名古屋など各地から多くの方が参加してくださいました。
今までのセミナーで寄せられたご意見を参考にして、今回は相談対応や防止対策に加えてより幅広くハラスメントについてお伝えしました。

セクハラについては、定義や事例、言葉のセクハラ・マタハラなどの最高裁の重要な判決。
パワハラについては、定義、事例に加えて部下の能力を引き出す指導方法や職場研修のあり方について、ロールプレイやグループディスカッションも交えて参加者同士の交流も深めながら、楽しく学んだセミナーとなりました。

5月に厚生労働省から発行された「パワーハラスメント対策導入マニュアル」も資料として皆さんにお渡ししました。このマニュアルには、ガイドライン(防止指針)のひな形なども記載されていますが、それだけにとどまらず、三木がぜひ盛り込むべきだと考えている10項目についても、詳しく解説しました。
参加者の皆さんからは「説明がわかりやすく充実した内容でした」「ロールプレイも実践的で、相談を受ける立場としても、職場で研修を行う立場としても勉強になりました」「わかりやすい説明、適度なスピードで理解しやすかった。最近の事例、判例なども資料として準備されており知識を深めることができた」などの感想が寄せられました。
折しも6月12日(金)に、厚生労働省から2014年度に全国の労働局に寄せられた労働相談の状況が公表されました。パワハラにあたる「いじめ・嫌がらせ」は62,191件で3年連続で過去最多となりました。この労働相談については後日改めて三木啓子のブログでご報告しますが、とても深刻な相談が多く寄せられています。企業には今後ますますパワハラ、セクハラ防止に取り組んでいくことが求められます。
次回の「三木啓子のハラスメントセミナー」は東京で10月2日(金)に開催します。
ぜひご参加ください。

10月2日(金)の「三木啓子のハラスメントセミナー」の詳細はこちら>>>
労働局に寄せられた相談状況はこちら>>>