お申込みはお早目に!「相談員セミナー」

100518blog
「申告放置による賠償責任」という判決を神戸地裁が2009年4月17日に出しました。
部下から「ハラスメントを受けている」という相談を受けたにも関わらず上司が放置、迅速かつ適切な対応をとらなかったとして、企業に対して570万円の賠償を命じたのです。
神戸市のH社で勤務していた新入社員のAさん(女性)は上司Dからセクハラを受け、同僚のBさん(男性)に相談後、Dに対して拒絶の意思表示を示しました。ところが、今度はDからパワハラを受けるようになりました。Bさんは自分の上司に相談、会社に適切な対応を要望しました。
しかし、相談を受けた上司は1か月以上も放置、その後支配人も適切な対応をしませんでした。AさんとBさんは体調を崩して休職、その後退職。H社に対して損害賠償請求の裁判を起こしました。その結果、復職後の「安全配慮義務違反」と「申告放置による賠償責任」という判決が出たのです。(H社が控訴)。
プラダジャパンや明治安田生命保険では、ハラスメントや不正行為を本社に報告したために解雇された、ということで従業員が会社を訴えています。
相談員はもちろんのこと、管理職には部下からの相談・報告に適切に対応するスキルが求められています。 
6月1日(火)午後に実施するアトリエエムの「相談員セミナー」では、ハラスメントへの対応を丁寧にお伝えします。
企業や団体等で相談を受ける方や人事・総務担当者、関心のある方など、どなたでもご参加いただけます。
お早目にお申し込みください。

詳細はハラスメント相談員セミナーのページをご覧ください>>>

『接写でござる』  鵜久森典妙写真展

100502blog
なんと豊かな表情!
「花」がこんなにも力強いなんてー新鮮な驚きです。

どれ一つとして同じ物はありません。一つひとつの花がしっかりと自分を表現しています。
その奥にあるのは
「生命(いのち)の連鎖」

映画プロデューサー・鵜久森典妙(うくもり のりたえ)さんの写真展が、神戸の平野で開催されています。
今回のテーマは『接写でござる』
ぎゃらりぃいっぱいに主張する120枚の花たちーまさに圧巻です。

鵜久森さん曰く「生きることは表現すること」。
「いちばぎゃらりぃ侑香」のオーナーで詩人の玉川侑香(たまがわゆか)さんの詩も素敵。
====
花は
美しいだけか
花は
可憐なだけか
花弁の奥に
秘められたしくみは
生命あふれる

====
■ 写真展が紹介されている神戸新聞(5月7日)はこちら>>>
「100507kobe.pdf」をダウンロード

■ 神戸新聞のサイトはこちら>>>
====
■ 鵜久森典妙写真展『接写でござる』
■ 日時:5月1日(土)から18日(火)(12日(水)は休み)11時から18時
■ 場所:いちばぎゃらりぃ侑香(TEL:078ー361ー5055)
   神戸市兵庫区神田町38の22(バス道東へ100m)
■ アクセス:JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
   JR神戸駅より7,9,11系統乗車、
   平野市場前バス停下車

メンタルヘルスとハラスメント「相談員セミナー」好評受付中!

100413blog
「社員の心の健康を害する」
これは、東証一部上場企業の人事部長1,000人に「パワハラが企業にもたらす損失」を尋ねた結果、一番多かった回答です。
(出所:中央労働災害防止協会 2005)

ハラスメントを受けたと職場の相談室を訪れる人の中には、うつ状態などのメンタルヘルスの不調を訴える人が少なくありません。
ハラスメント相談員には、傾聴やカウンセリングマインドなどの基本的な相談スキルに加えて、メンタルヘルスの知識も要求されます。
特に今増えている「現代型うつ病」とも呼ばれる「ディスチミア親和型」は「従来型うつ病」とは違う対処法が必要とされています。

相談員には、相談者の心身の不調にも配慮しながら、相談をうけるスキルが要求されるのです。
6月1日(火)のアトリエエム主催の「ハラスメント相談員セミナー」は、メンタルヘルスケアの知識も含めた相談員のスキルアップをめざしたセミナーです。
企業や団体等で相談を受ける方や関心のある方などどなたでもご参加いただけます。
定員(30人)になり次第締め切りますので、お早目にお申し込みください。
詳細については、ご遠慮なくアトリエエムにお問い合わせください。

=====
□日時: 2010年6月1日(火)12:30~16:30
□会場: 大阪産業創造館(大阪市) 5F研修室A・B
□講師: 三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役、産業カウンセラー)
□参加対象: ハラスメント相談窓口担当者
□参加費: 9,000円(税込)
□主催: アトリエエム株式会社

ハラスメント相談員セミナーのページはこちら>>

5,000冊達成! ポケット冊子、好評です!

100329blog
◆◆ 「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」実施中! ◆◆
2月1日の発売以来、ポケットサイズのパワハラ冊子『みんな、まじめに楽しく働きたい』のご注文を連日いただき、またたく間に5,000冊を皆さまにお届けしました。
「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」を展開、1万人の方に冊子をお届けしたいと呼びかけてきましたが、5合目に到達です。
「とてもわかりやすい」「当事者だけでなく、周囲の人たちの言動についても書かれているのは画期的」「セカンドハラスメントがよくわかった」「こんな冊子が欲しかった」「全従業員に持たせたい」「コンパクトで見やすい」などのご感想が寄せられています。
全管理職に配布した大阪府S市役所、T県庁、全従業員にと購入してくださった愛知県のN社、全教職員にセミナーと配布をした京都府のK大学、兵庫県のR大学、大阪府のS学園、他にも企業人権協議会等諸団体への配布や、労働組合での学習会など、様々な団体にご活用をいただいています。
新年度を迎えるこの時期、ハラスメントのない職場環境整備の一環にぜひご活用ください。
また、パワハラの被害を受けている方からもたくさんお問い合わせをいただいています。
どの機関にも相談できずに悩んでおられる人が非常に多いのです。
当事者の方に読んでいただきたいのと同時に、周囲の方にもぜひ読んでいただくようにお勧めしています。
解決方法の端緒がきっと見えてくることと思います。

この冊子の紹介記事を共同通信社が配信、各地の新聞で掲載されました。
3/19(金)の徳島新聞の記事をHPにアップしています。
その他の記事も発行元の許諾をいただき次第、随時アップします。ご覧ください。

徳島新聞の記事はこちら>>>
掲載紙をアップしている「新聞・ミニコミ」のページはこちら>>>
ポケット冊子を紹介している「販売物」のページはこちら>>>

媚びない美しさ-小倉遊亀

100318blog_6
遊亀という名は「亀が手や足をゆったりと動かして遊んでいるような、そんなおおらかな人生を・・・」という親の思いが込められているそうです。
105歳の人生を終えるまで、ずっと描き続けた小倉遊亀。彼女の100点の作品が兵庫県立美術館に展示されています。
彼女の作品はどれも本当に力強い。椿、梅、山茶花などの植物にも、葡萄、苺、花器などの静物にも生命力があふれています。
そんな中でも一番私が心を惹かれたのは、女性たちの姿でした。
ちょっと小生意気そうで、ちょっと投げやりで、でも、何物にも媚びずに、しっかりと主張している女性たちが不敵な笑みを浮かべているのです。

とりわけ鏡の中の自画像は、「まだまだ人生の折り返し点、しっかりと気張りなさいよ」と50歳の私に語りかけているようでした。
小倉遊亀展は4月4日(日)まで兵庫県立美術館で。HPはこちら>>>

続編『わたしとあなたと、黒い犬』

100228blog_2
パワハラを受けている被害者の方からのご相談も多いのですが、そのご家族や友人の方からのご相談もたくさん寄せられます。
「家族がパワハラを受けてうつ状態になっている、どう対応したらよいのでしょうか」と。

まずはご自分の考えや価値観をおしつけずに、じっくりとご本人のお話を聞くことが大事です。
同時に、支えているサポーターの方の健康も大切にしてください、とアドバイスしています。

ややもすれば、「何も力になってあげられない」と自分の力不足を責めたり、自分が楽しく暮らしていることに罪悪感を感じたりします。
でも、サポートをするためには、何よりもサポーターの心身の健康が第一なのです。
共倒れにならないためにも、自分の健康に気をつけて、そして専門家をはじめとする周囲の人たちの力を借りることが必要です。

アトリエエムでは、メンタルヘルス関連のセミナーも実施しています。お気軽にお問い合わせください。
マシュー・ジョンストンさんとパートナーのエインズリーさんが、家族などのサポーターのために描いた絵本です。
『わたしとあなたと、黒い犬』
マシュー&エインズリー・ジョンストン 著 岡本由香子訳
メディア総合研究所 2010年1月 発行

うつ病をわかりやすく描いた絵本『ぼくのなかの黒い犬』

100223blog_3
職場でパワハラを受けて、うつ病になる人が増加の一途をたどっています。
15人に一人が、一生のうちにかかるとも言われている「うつ病」。それぞれ症状の違いはあるものの、辛く、苦しい事には変わりません。
なぜこのような症状が続くのか、自分自身でも納得がいかず、なかなか回復しない状況にいらだち、悩み、自分自身を責めてしまいがちです。

そんな状況を「黒い犬」を登場させてわかりやすく解説した絵本が出版されました。
ちょっぴり愛嬌のある黒い大型犬がシャツのすそを引っ張ってジャマをしたり、体にのしかかって眠れなくしたり、急に現れてつきまとったり。。。
と、男性を苦しめます。そして黒い犬の大好物は、何とストレス!

イラストレーターのマシュー・ジョンストンさんが、20代半ばでうつ病に気付いてから軽快するまでの約20年間の経験を基に描いています。
うつ病特有の辛さや対処法などが、短い文章とあっさりとした絵で、わかりやすく描かれています。

「あなたや知人が黒い犬を連れているとしても、絶対にあきらめないで。現実を認め、家族や友人、医師の力を借りて根気よく歩き続けることで、必ず犬はしつけることができます」とマシューさんのメッセージ。
一度手にとって、ぜひご覧ください。お勧めの一冊です。
『ぼくのなかの黒い犬』マシュー・ジョンストン(オーストラリア在住) 著
メディア総合研究所 2009年11月 出版

「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」ポケット冊子を発行

100123blog_2
思い当たることはありませんか(ポケット冊子より抜粋)
□ 叱っても愛情を持っていればパワハラではない
□ 叱ったあとに、褒めたり慰めるなどのフォローをすればパワハラにはならない

□ 仕事に必要な情報を与えられない
□ 職場に行くのが苦痛でたまらない

□ 自分の前で他の人を怒らないでほしいと思っている
□ 職場の雰囲気に気を使うので、仕事に集中できない

□ 被害者は何でもパワハラだと言い立てるクレーマーだ
□ 「くよくよしないで、忘れたら」と被害者が前向きになれるように励ました

年間3万件ものパワハラ相談が、労働局に寄せられています。
パワハラを受けて、休職する人も増加の一途をたどっています。

パワハラ防止に向けて、アトリエエムでは「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」を展開します。
このたび、『みんな、まじめに楽しく働きたい』というタイトルのポケット冊子を発行しました。(B7版変形、32p、価格は100円(税別))

誰もが被害者にも、加害者にもなりえるパワハラ。
そして、被害者を励ますつもりの言動が、さらに被害者を追い詰める結果となってしまうセカンドハラスメント(二次被害)。
あなたは自分の周りで起こっているパワハラから目をそむけようとしていませんか。

自分自身の問題として、パワハラに向き合ってみる事が大切です。
もちろん、抜本的な解決のためには、組織としての取り組みが必要なのは言うまでもありません。

まずは、従業員一人ひとりがこの冊子を胸ポケットにしのばせて、パワハラのない職場環境への一歩を踏み出してください。
あなたのパワハラの悩みにお応えする一冊です。

■ 詳細はこちら>>

命までも奪ってしまうパワハラ

100117blog_2
3万人。
3万人以上もの人が1年間に自ら命を絶っています。
この中には職場でパワハラを受けて苦しんだ人も大勢含まれています。

職場でパワハラを受けている人に対して「上司は指導熱心な人だから」「あなたのためを思っての叱責」「それ位の事はみんな我慢をして仕事をしている」と被害者をより追い詰めるような言動をしていないでしょうか。
また、トラブルに関わりたくないからと、見て見ぬフリをするということはありませんか。
これはセカンドハラスメント(二次被害)です。

「最近の若い人は精神力が弱くなったから」と一般論に問題を置き換えてしまって、現実に起こっているパワハラを見過ごしてしまうこともよくあります。
アトリエエムのセミナーでは、セカンドハラスメントについても丁寧にお伝えしています。
「相手を病気にしてしまうコミュニケーション」とも言われるパワー・ハラスメント。
命さえも奪いかねないパワー・ハラスメント。

事業所としてパワハラ防止にどのように本気で取り組むのか。
パワハラ防止は、まさしく今、組織力を問われている問題だといえるのです。

6,434人の尊い命を瞬時に奪った阪神・淡路大震災から、15年目の朝を迎えました。

今年もよろしくお願いします

100101blog
皆様明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりまして本当にありがとうございました。
昨年も、100回以上のハラスメント防止セミナーを企業、自治体、大学等で実施させていただき、ご好評をいただきました。

また、相談員の方や地方議員の方を対象としたセミナーなども実施。自治体でのハラスメント防止指針の制定にもつながり、多くのメディアでもご紹介いただきました。
「ハラスメントのない職場環境づくりのサポート」をテーマに、今年も皆様のお力になる様々なプログラムをご提供いたします。
本年も何卒よろしくお願い申しあげます。
□ DVD第二弾 新発売!(限定版)
『ハラスメント相談員セミナー Vol1 ~企業の緊急課題であるパワハラ、セクハラへの対応』(2枚組 133分)
詳細はこちら>>

□ 「ストップ!パワハラ 10,000人キャンペーン」 ポケット冊子を間もなく発行します。乞うご期待!
□ 「ハラスメント相談員セミナー Vol2」2010年6月1日(火)午後 開催決定!
詳細はこちら>>