5年間で変化してきたパワハラ防止取り組みの認識

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2005年10月にアトリエエムを設立してから今までに実施したパワー・ハラスメントセミナー(研修)は約350回。
企業、行政機関、病院、福祉施設、大学、小中高校、NPO、労働組合、市民グループ、市議会議員など職種も事業所規模も千差万別。
形態も数人での学習会もあれば、450人が参加しての大ホールでの講演会もありました。

この5年間で感じるのが、パワー・ハラスメントに対する認識の大きな変化です。
5年前は「パワハラ」という言葉もそれほど広くは知られていませんでした。
現在は、どこの職場でも起こっている「パワハラをいかになくしていくか」そして「予防のためにどんな取り組みをすればよいのか」という事に重点がおかれてきています。

セミナー(研修)を1回するだけではなく、毎年新任管理職に、重役や社長に、非正社員も含めた全社員に実施するなど、繰り返しセミナーを重ねる事業所が増えてきています。
特に人事・総務・CSR担当者などがしっかりと取り組む姿勢を持っている組織は、職場環境が目に見えて大きく変わってきていると感じます。
ハラスメント防止に取り組む過程で、より幅広いテーマでのご依頼も増えてきました。メンタルヘルス、コミュニケーション、ワーク・ライフ・バランス、コーチングなどです。

また、セミナーだけではなく、啓発誌などへの原稿依頼も多くいただくようになりました。
社会全体がパワー・ハラスメントに対する関心が高くなってきていることの表れだと思います。
今までにも『日本紡績月報』『月刊労働組合』などに寄稿しましたが、本日発行の「ひょうご人権ジャーナル きずな」10月号でも「ストップ!パワー・ハラスメント」のテーマで文章を寄せていますので、ぜひご覧ください。

アトリエエムが作成したDVDやポケット冊子『みんな、まじめに楽しく働きたい』も大変好評です。
多くの事業所で研修などで積極的にご活用いただいています。
ポケット冊子は今年の2月に発行以来、半年ですでに2万人の方にお届けしました。

アトリエエムは、これからも皆さんのニーズに応じたハラスメント防止の取り組みをサポートいたします。
ハラスメントに関することは何でもお気軽にお問い合わせください。

最後になりましたが、5年間の皆さまのご支援に心から感謝申しあげます。
と共に、今後とも何卒よろしくお願い申しあげます。

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