男性に対しても立場を利用した性的な言動はセクハラです

140910blog
フィギュアスケートの高橋大輔選手が、2月のソチオリンピック閉会式後の打ち上げ会場で、橋本聖子参議員から無理にキスをされたということが、8月末に報じられました。橋本議員は、日本スケート連盟会長で、JOC常務理事兼強化本部長という立場です。
この件に関して
橋本議員は「強制はしていない」
高橋選手は「セクハラを受けたという認識はない」
鈴木惠一スケート連盟副会長は「(高橋選手は)男だからセクハラにはあたらない」
とのコメント。

例えば、浅田真央選手が男性の協会理事からキスをされたらどうでしょうか。明らかにセクハラであり、パワハラでもあると言えるでしょう。しかし、キスをされた本人はセクハラを受けた、とはなかなか言えないのが現状です。
女性、男性という性別で考えるのではなく、双方の力関係や立場の違いを正しく認識することが必要でしょう。

スケート連盟はこの件をうやむやにするのはなく、ハラスメント(セクハラであり、パワハラでもある)に対して、早急に対応をするべきだと思います。