パワハラ「間接被害」も深刻
防止策を義務付ける「法制化」が必要

パワハラの被害が大きな社会問題となっている中、同じ職場で行為者(加害者)の言動を見聞きしている人も体調を崩す「間接被害」が新たな問題となって浮上してきています。

私は、随分前からこの点についてもセミナー等でずっとお伝えしてきました。パワハラは行為者(加害者)と被害者という当事者間だけの問題ではなく、周囲の人たちをも含めて「職場環境の問題」、「組織の問題」としてとらえて対応、防止を進めることが必要だと。

最近は「パワハラを目の当たりにしながら何もできない」「怒られている同僚を見ると自分も具合が悪くなる」などの相談が労働局等に寄せられている、と9月25日の神戸新聞でも大きく報じられました。

厚生労働省の労働政策審議会での分科会で「パワハラ対策」の議論が始まっています。防止対策を企業に義務付ける「法制化」をするか、法的強力のないガイドライン(指針)の策定にとどめるかが焦点で、年内に具体案をまとめる方針です。

私は、実効的な法律が絶対に必要だと考えています。

このような最新の情報も含めて、10月19日(金)のアトリエエムのハラスメントセミナーでは、パワハラ、セクハラ等のハラスメントの防止と対応について具体的にお伝えします。

定員までまだ少し余裕があります。ぜひお早目にお申し込みください。

アトリエエムのハラスメントセミナー
「深刻化するハラスメントへの相談対応と防止対策」

●日時:2018年10月19日(金)11:00~16:30(開場10:30)
●会場:ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)
●講師:三木 啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)
●定員:30人(先着順)
●参加費:9,000円(資料代含む)

*チラシ(お申込書付き)はこちら>>>
*詳細はこちら>>>
*厚生労働省の労働政策審議会 (雇用環境・均等分科会(旧雇用均等分科会))はこちら>>>
*神戸新聞(2018/9/25)の記事はこちら>>>

ハラスメントの対応と防止に
アトリエエムのブックレットが好評です

今春の財務省のセクハラ問題以降も、大学、スポーツ界でのパワハラをはじめ、さまざまな組織でハラスメントが起きています。
企業や大学だけでなく全ての組織には、ハラスメントの防止と適切な対応が求められています。

アトリエエムのブックレットは、相談対応、行為者へのヒアリング、セカンドハラスメント、さらには防止対策について、丁ねいに解説しています。
とてもわかりやすいと書店でも好評です。

大阪の「MARUZEN&ジュンク堂書店(茶屋町)」神戸の「ジュンク堂書店 三宮店」で販売しています。
他の書店からでも取り寄せができますので、ぜひお近くの書店や図書館でリクエストをしてみてください。

もちろん、アトリエエムへの直接のご注文も大歓迎です!

ブックレット
vol.1 「職場のハラスメント 相談対応術」(600円)
vol.2 「ハンセン病問題と私たち」(700円)
vol.3 「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」(600円)
vol.4 「『働き方改革』で過労死はなくなるか」(700円)
ハンドブック「ハラスメント 相談員の心得」(500円)

他にもハラスメントについてわかりやすく書いたコンパクトな冊子もあります。
リーフレット
「考えよう!ハラスメント」(300円)
ポケットシリーズ(各100円)
「みんな、まじめに楽しく働きたい」
「セクハラ・プリベント」
「ここが知りたかった!ハラスメントQ&A」
「LGBTを知ろう」

詳細及びチラシはこちらをご覧ください>>>