なぜ、まだ、なくならない!
日本初のセクハラ裁判から30年

「セクハラ」(セクシュアルハラスメント)が流行語大賞を受賞したのは30年以上も前の1989年のこと。
しかし、残念な事に、セクハラは一向になくなりません。
懲戒処分や裁判の判決が連日のようにメディアで報道されています。
周囲の人やネットによる被害者へのセカンドハラスメント(二次被害)もとても酷く、より一層精神的苦痛に悩まされることも珍しくありません。

男性上司から執拗なセクハラを受け、会社に相談したものの適切な対応がなされず、なんと解雇させられてしまった福岡の晴野まゆみさんが裁判を起こしたのは1989年のことでした。
1992年4月に福岡地裁は、セクハラを認定して会社と男性上司に対して賠償命令を出したのでした。日本初のセクハラ裁判でした。

これは後の男女雇用機会均等法の改正につながる画期的な判決でした。

原告の晴野まゆみさんの講演が10月25日(火)18:30~20:30に大阪のエル・おおさか(大阪府立労働センター)606号室で行われます。

詳細は、エル・ライブラリーのブログをご覧ください。