新発売!DVD『ハラスメント相談員セミナー』

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10月6日(火)の午後に大阪産業創造館で「ハラスメント相談員セミナー」を実施しました。
とてもご好評で参加された皆さんからは異口同音に「具体的な内容でとてもわかりやすかった」「相談員にはとても高いスキルが求められるのだと改めて感じた」「ロールプレイでの実習指導がわかりやすくて、とても役にたった」などのご感想が寄せられました。
同時に、今回参加できなかった遠方の方たちからは、セミナーの内容をぜひDVDにしてほしい、とのご意見も多数いただきました。

そのようなご要望にお応えして、セミナーの三木の講義を収録したDVDを限定ながら発売することとなりました。
「ハラスメント相談員セミナー vol1.-企業の緊急課題であるパワハラ、セクハラへの対応-」2枚組です。
1枚目が「ハラスメントの基礎知識」(68分)
2枚目が「ハラスメントの相談における対応」(65分)
皆さまの事業所での相談担当者研修にぜひお役立てください。

また、このセミナーに共同通信社の記者が取材に来られていて、12月初旬に全国に記事が配信されました。
先週から今週にかけて各地の新聞に掲載されています。各新聞社の許諾を得たのち、随時HPにアップしますのでご覧ください。
記事(本文)は同じでも、見出しやレイアウト、写真の使い方など、それぞれ個性があって、なかなか楽しく読み比べることができます。

掲載新聞は
12月7日 熊本日日新聞(朝刊)
12月8日 静岡新聞(朝刊)
12月8日 四国新聞(夕刊)
12月12日 神戸新聞(朝刊)
12月15日 琉球新報(朝刊)
などです。

さらに、このようなセミナーを引き続き開催してほしい、とのお声も多く寄せられました。
来年度は6月1日(火)の午後に大阪産業創造館で実施予定です。
ぜひとも相談員の研修に有効にご活用ください。

□ DVDの発売についてのページはこちら>>
□ 新聞記事がアップされているページはこちら>>
□ 6月1日(火)の相談員セミナーについてのページはこちら>>

『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』

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□就業規則があるにも関わらず、残業が当たり前
□何日も徹夜が続くことがある
□必要経費が一切認められない
□従業員の出入りが激しい
(映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』オフィシャルサイトより抜粋)

小池撤平演じる「マ男」が入った会社は「こんな会社はあり得ない」と思ってしまうほどのパワハラ、セクハラ満載の「ブラック会社」。
でも、こんな酷い会社は山ほどある、というのが今の悲しい現実です。

私は連日たくさんの方からハラスメントのご相談を受けますが、本当に驚くような会社ばかりです。
でもほとんどの方は、パワハラを受けながらも、もう少し何とか頑張ってみよう、と踏ん張っておられます。

「今の若い人は転職に抵抗がなくなった」という管理職の声をよく聞きます。
本当に若い人たちは自ら望んで転職を選んでいるのでしょうか。私はそうではないと思います。
この不景気な時代、多くの人は一度入った会社でできるだけ長く働きたい、と思っているのです。

「8割以上の人が会社に「愛社精神」を持って入社するけれども、数年のうちには、5割にまで下がっている」というアンケート結果が先日報道されました。
新人のモチベーションを上げるのも下げるのも、まさに上司の腕次第、指導にかかっているのです。

映画『ブラック・・・』の「マ男」にとっての唯一の救いが「大丈夫?」とさりげなく声をかけてくれる先輩の存在でした。
パワハラをしっかりと認識できる人を、一人でも二人でも増やしていくことが、働きやすい職場環境へと変えていくのです。
『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』オフィシャルサイトはこちら>>
アトリエエムのパワハラの団体研修(講師派遣)のページはこちら>>

ハラスメント相談入門講座&相談会

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12月12日(土)の午前に、大阪市立生江人権文化センターで、相談入門講座が開催されます。
前半は「ハラスメントの基礎知識」。特にパワー・ハラスメントを中心に、どのようなことがハラスメントにあたるのか、その原因、最近の事例や判例などをロールプレイを交えてお伝えします。
後半は「ハラスメントの相談における対応」。相談を受ける時の留意点、二次被害、傾聴等についてお伝えします。

企業や学校、団体等で相談を受ける方、人権担当、防止対策担当の方のための講座です。
ハラスメントに関心のある方なら、どなたでもご参加ください。
詳細、お申込みは大阪市立生江人権文化センターへ。

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◇2009人権週間事業「ハラスメント相談入門講座&相談会」
◇「職場いじめの苦情が上がったが、どう対応していいかわからない」「加害者への対応や研修、職場の環境改善はどんな方法があるか」など、迷いやすいポイントについて、ロールプレイをまじえ、わかりやすく学びます。
■日時: 2009年12月12日(土)
(1)講座:10:00-12:00
(2)相談会:13:00-16:00(3件まで抽選)
■場所 大阪市立生江人権文化センター
〒535-0004 大阪市旭区生江3-17-2
大阪駅、中津、天満橋、都島などから大阪市営バスで約20分 「生江三丁目」下車 すぐ
TEL:06-6923-7373 FAX:06-6925-1648
■講師:三木 啓子(アトリエエム株式会社代表)
コーディネーター:長谷川美穂(大阪市生江人権協会)
相談担当 眞宅・岩崎・長谷川(大阪市生江人権協会)
■定員:30人(先着順)電話、ハガキ、FAXで
■参加費:500円(資料代)
■主催:社団法人大阪市人権協会、一般社団法人大阪市生江人権協会

□大阪市立生江人権文化センターのサイトはこちら>>
□チラシはこちら>>
□アトリエエムのセミナーのページはこちら>>

対象者に応じたセミナープログラムをご提供します

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仙台市役所では今月、管理職に対するパワー・ハラスメント研修を実施しています。
課長級と各課内の係長級職員1人の計400~500人を対象に6回に分けて行うというものです。

この背景には、仙台市職員労働組合が行ったパワー・ハラスメントについての実態調査があります。
実際にパワハラを受けたとする職員が1割、周囲で見聞きした職員は3割にのぼる、という実態が浮き彫りになりました。

「数ヶ月間、口もきかず、あいさつもしてもらえない」「お茶を飲みに誘われ『行かないと昇任に影響する』と言われた」などの訴えや「うつで休職した」「上司の前に出ると息苦しくなる」などの心身の不調を訴える回答も目立ちました。
市職員労働組合は7月、これらの調査結果とともに、「実態調査」「管理職と全職員を対象にした研修の実施」「第三者的な相談窓口の設置」などを求めた要求書を提出、これを受けて今回の研修となったものです。
これらのことは、4月19日と11月3日の読売新聞仙台版でも報じられています。
職員に対するこのような研修は本当に大切で、パワハラ防止に向けた取り組みの第一歩となるものです。
しかしながら大変残念なのは、対象が管理職といえども課長級以下の人という点です。
部長級以上の管理職にもこの研修は必要です。
また、研修の講師が専門家ではなく、市の職員というのも残念な点です。

アトリエエムでは、パワー・ハラスメント防止セミナーの専門家として、多様なセミナーをご提供しています。
大阪市西区のT社では、社長と取締役、部長級、課長級、主査級と職階別に少人数で何回もセミナーをさせていただきました。

それぞれの職階によって、パワー・ハラスメント防止への取り組みの役割りは変わってくるのです。
また、大学のセミナーでも、教員、職員、学生、相談担当者と様々な対象者にお応えしています。

アトリエエムでは、対象者や人数によって、ニーズに応じたセミナープログラムをご提供しています。
セミナー(講師派遣)に関して、ぜひお気軽にお問い合わせください。

アトリエエムの団体研修(講師派遣)のページはこちら>>

パワハラ防止規定を作る自治体が増加中

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「パワハラ防止規定を作る自治体が増加中」という記事が10月19日の毎日新聞(東京朝刊)に掲載され、三木のコメントも紹介されました。
アトリエエムでは、今年4月14日に市町村議員の方を対象にした「自治体政策特別セミナー 政治的課題としてのハラスメント防止対策」を開催し、各自治体の取り組みと課題についてのセミナーを実施しました。
今回の記事を書かれた毎日新聞の遠藤記者から改めて取材を受けましたので、三木からは主に課題についてお話させていただきました。
防止規定を作るときの課題はいくつかありますが、一つ目のポイントは、自治体の防止規定は「職員のためだけにとどめてはいけない」ということです。企業、市民の方の模範となって、率先して防止への取り組みを進めていく必要があるということ、そしてさらには、条例制定を見据えての取り組みにしなければならない、ということです。
二つ目は、非常勤、派遣職員等全ての職員を対象にした規定にすることです。
「パワハラ」というと、上司から部下へのパワハラだけと思いがちですが、正職員(正社員)から非常勤職員(非正社員)へのパワハラが今、急増しています。三人に一人以上が非常勤職員という現在、多くの非常勤職員がパワハラの被害を受けていることにしっかりと目を向けなければ、本当のパワハラ防止にはならないのです。

詳細については新聞記事をご覧ください。
毎日JPはこちら>>
アトリエエムのHPの「新聞・ミニコミ」のページはこちら>>

「カウンセリングマインドを持って、事実確認をする」

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「ロールプレイがとても勉強になりました」「時間の長さを感じない充実したセミナーでした」「資料がとても充実していて、良かった」
これは、10月6日(火)にアトリエエムが開催した「ハラスメント相談員セミナー」の参加者の方の声です。
当日は、大阪府内だけでなく、秋田県や徳島県から参加してくださった方もいて、皆さん熱心に講義に耳を傾け、ロールプレイに取り組んでおられました。

参加者が相談員の役になって、相談者からのセクハラ、パワハラの相談を聴き対応を学ぶ、というロールプレイをしました。
「カウンセリングマインドを持って、相談者に寄り添って話しを聴きながら、事実確認をする」
文字にすると、簡単なように見えますが、実際には高度なスキルが必要とされます。

相談員は、今回のようなセミナーに継続的に参加して、かつ、日々の学習とロールプレイでスキルを身につけていくことが必要です。
そして、相談員にとって一番大切なこと-それは自分自身の「心と体の健康」です。
自分自身が元気でいること、そしてしっかりと相談者の話を聴いて受け止めること、そこからハラスメントの解決が始まります。

今回参加された方たちには、学んだ事を生かしてハラスメントの防止と解決に向けて、それぞれの組織の中で率先的な役割を担っていただけたら嬉しいです。
アトリエエムでは、各事業所の実態とニーズに応じた「相談員セミナー」を実施しています。詳細はお気軽にお問い合わせください。
セミナー(研修)のお問い合わせ・申し込みはこちら>>

『体感ヤマガタ』

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今日10月8日から山形は熱い一週間を迎えます。「山形国際ドキュメンタリー映画祭2009」の幕開けです。
1989年の山形市制100周年を記念してスタート、2年に1度の開催で丁度10回目。今年は110の国と地域から1141本の応募があったそうです。

その映画祭に魅せられずっと通い続けている川島信治さんが、映画祭への熱い思いを『体感ヤマガタ 世界を観つづけて20年』という本にして、出版しました。
三木と川島さんとの出会いは、やっぱり映像を通じて。
アトリエエムのDVD『パワー・ハラスメント そのときあなたは・・・』の製作をお願いした神戸の「映画製作委員会」のメンバーのお一人です。

川島さんの著書『体感ヤマガタ』には、映画の感想はもちろんのこと、市民と行政との協働での映画祭への取り組みの様子、舞台裏のこぼれ話、その時々の世界の情勢なども随所に盛り込まれていて、読み応えたっぷりの一冊です。
『体感ヤマガタ』のお問い合わせ・ご購入はアトリエエムへ>>
川島さんが紹介されている「ともも」のサイトはこちら>>
映画製作委員会のサイトはこちら>>
「山形国際ドキュメンタリー映画祭2009」のサイトはこちら>>
『パワー・ハラスメント そのときあなたは・・・』のご購入はこちら>>

クレオ大阪南でパワハラセミナー

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10月10日(土)の午後にクレオ大阪南(大阪市立男女共同参画センター南館)でパワハラセミナーが開催されます。
4時間と通常よりも、たっぷりと時間をとったセミナー。
メンタルヘルス等も含めて、パワハラへの対処法等について、丁寧にお伝えする予定です。
お申し込み、詳細はクレオ大阪南へ。
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◇「パワーハラスメント」は働く人の人権を傷つけられる行為です。このセミナーで「パワーハラスメント」の本質を理解し、パワハラに負けないためのスキルを身につけて快適に働ける自分力UPを実現しましょう!
■タイトル「自分力UP!パワハラ対策講座
~パワハラに負けないスキルを学ぶ!~」
■日時:2009年10月10日(土) 13:00~17:15
■場所:クレオ大阪南3F研修室
〒547-0026大阪市平野区喜連西6-2-33
大阪地下鉄谷町線喜連瓜破駅1番出口から北西南へ徒歩5分
■講師:三木啓子 (アトリエエム株式会社代表)
■参加費:無料
■申し込み:事前申込・お電話ください。(締切日:10月1日)
ホームページからも申込できます。
■申込み、問合せ:TEL 06-6705-1100
■一時保育あり(必要な方はその旨お伝えください)
■手話通訳あり(必要な方はその旨お伝えください)
■主催:大阪市

      
クレオ大阪南のサイトはこちら>>

CEDAWがセクハラの取り組みについて勧告

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女性へのあらゆる差別を禁止した「女性差別撤廃条約」が国連で採択されて今年で丁度30年。現在の締約国は186カ国にのぼります。
日本は1985年に条約を批准、男女雇用機会均等法や男女共同参画社会基本法などを整備してきました。
しかし、女性差別解消に向けた取り組みはまだまだ十分とは言えません。

国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)が、女性差別撤廃条約の日本での実施状況を審査、政府の取り組みを「不十分」とし、迅速に対応するようにと、勧告しました。
雇用の分野におけるセクシュアルハラスメントに関する項目も次のように勧告されています。
「職場でのセクシュアル・ハラスメントが横行していること、及びセクシュアル・ハラスメントを防止できなかった企業を特定する措置が法律に盛り込まれているものの、違反企業名の公表以外に法令遵守を強化するための制裁措置が設けられていないことに懸念を表明する」
事業所でのセクハラへの取り組みは様々です。初めて従業員研修をするという事業所もあれば、毎年繰り返し研修をしているという事業所もあります。
アトリエエムのセミナー(研修)では、基礎的な内容から、国際的な動向も含めたものまで、幅広いプログラムをご提供しています。
常にご依頼の事業所の多様なニーズにお応えしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。
女性差別撤廃条約については下記のサイトをご覧ください。
内閣府男女共同参画局のサイトはこちら>>
「女性差別撤廃委員会の最終見解」はこちら>>

「相談員セミナー」申込受付中です

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パワハラ、セクハラの相談を受けるとき、一番大事なことは何でしょうか。
カウンセリングマインドを持って、相談者の話を肯定的に受け止めながら、事実確認をしていかなければなりません。
二次被害を与えるような言動にも気をつけなければなりません。
まずは、相談員が適切に対応しなければ、ハラスメントを解決することはできません。

アトリエエムでは、10月6日(火)の午後に「ハラスメント相談員セミナー」を開催します。
相談窓口担当者、人事担当者だけでなく、相談を受ける方、ハラスメント対応に関心を持っておられる方など、個人でのご参加も歓迎です。

現在先着順でお申し込みを受け付けています。あと1か月となりました。できるだけ早くお申し込みください。
9月1日(火)の大阪日日新聞に告知記事が掲載されました。記事はこちら>>
セミナーのチラシ・申込書はこちら>>
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ハラスメント相談員セミナ―
迅速・適正な解決に向けた相談 企業の緊急課題であるパワハラ、セクハラへの対応
●日時:2009年10月6日(火)12:30〜16:30
●会場:大阪産業創造館 (大阪市) 5F研修室D
     大阪市中央区本町1-4-5(地下鉄堺筋本町駅)
●定員:30人
●参加費:9,000円
●主催:アトリエエム株式会社
●講師:三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表取締役)

<内容>
■1部:【ハラスメントの基礎知識】
どのようなことがハラスメントにあたるのか、その原因、最近の事例や使用者責任を問われた判例等を学びます。
■2部:【ハラスメントの相談における対応】
相談を受ける時の留意点、二次被害、傾聴、行為者へのヒアリング等について学びます。
■3部:【ロールプレイ・実習指導相談員、相談者、観察者となっての実習指導。セクハラとパワハラの事例を学びます。】