STOP!「トイレのないマンション」

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東日本大震災から3年が経ちました。
今年の3月11日、私は兵庫県内の消防局でハラスメントセミナー(研修)を行っていました。
午後2時46分、消防士の皆さんと一緒に黙とうをして、亡くなった方たちのご冥福をお祈りしました。

今でも数十万人の人たちが避難生活を余儀なくされていることに、胸が痛みます。
同時に、東北地方の復興が遅々として進まない現状に対して強い怒りと憤りを覚えます。

復興を妨げている大きな原因が、放射能汚染であることは言うまでもありません。

今日、3月14日の未明にも愛媛県を中心とした地震がありました。
私も小さな揺れを感じてすぐにテレビのニュースを観ました。
伊方原発、川内原発共に今の所は異常がないようですが、油断はできません。
地震の多い日本では、福島原発のような事故が、どの原子力発電所でも起こる可能性は十分あります。

たとえ地震や津波の被害がなくても、原子力発電所は電気を作りながら一方で放射性廃棄物・死の灰を発生し続けています。
何万年もの寿命をもつ核廃棄物を処理管理していく方法はいまだに確立されていません。
ゆえに「トイレのないマンション」と言われています。

原発の再稼働の動きが出ていますが、原発に頼らないエネルギー政策を早急に進めるべきでしょう。