それでもボクはやってない

周防正行監督・脚本の映画『それでもボクはやってない』の試写会&シンポジウムに行きました。(主催:大阪弁護士会、朝日新聞社)満員の通勤電車の中で痴漢に間違われた主人公の男性を加瀬亮が演じています。物語は彼の取調べと、1年にわたる裁判を中心にすすみます。そこで描かれている「日本の裁判の本当の姿」はなかなか興味深いものでした。痴漢に限らず冤罪は決してあってはならない事で、映画のテーマとなっている法格言「十人の真犯人を逃すとも一人の無辜(むこ)を罰するなかれ」の言葉の重さを改めて感じました。
一方現実には、毎日のように痴漢犯罪が報道されていますが、それはほんの氷山の一角にすぎません。その裏には声をあげることもできずに、苦しんでいる多くの被害女性たちがいることも、決して忘れてはならないと思います。
なお、試写会後に行われた、周防監督と笠松弁護士のシンポジウムの模様は15日(月)と20日(土)の朝日新聞で紹介されるそうです。

今年もよろしくお願いします

皆様、新年明けましておめでとうございます。旧年中は公私にわたり、お世話になり、またお力添えをいただき、本当にありがとうございました。本年も引続き何卒よろしくお願いいたします。
昨年は、「パワー・ハラスメントセミナー」と「ITセミナー」を中心に事業を展開いたしました。パワー・ハラスメントセミナーに関しては、大阪府内のみならず、近隣の県や長野県のいくつかの事業所からもお申込をいただきうれしい1年となりました。昨年1月3日のこのブログで、「2006年は「駆」年になりそうです」と書きましたが、まさにその通り駆け続けた2006年となりました。
今年-2007年-は「磨」1年にしたいと考えています。「自分磨き」はもちろんのことですが、セミナー内容にもっと磨きをかけ、ブラッシュアップして、より洗練された、濃い内容を皆様にお届けしたいと考えています。
「パワー・ハラスメント」という言葉についても、まだまだ誤解を受けている部分が多いのが現実です。正しく理解していただくと同時に、パワー・ハラスメントの起こらない職場づくりに向けて、少しでも皆様のお力になれればと思います。
今年も何卒よろしくお願い申しあげます。