「ハラスメント相談員育成セミナー」開催決定!!10月2日(火)、3日(水)大阪で

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今まで「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」を半年に1度、延べ5回にわたって実施をしてきました。
遠方からも多くの方が参加してくださり、毎回大変好評でした。セミナーの模様を収録したDVDも企業や大学等でご購入いただき、研修に活用していただいています。

今までのセミナーの参加者から「もっとじっくり深く学びたい」というご要望をたくさんいただきました。講義とロールプレイを通して、ハラスメントの相談の受け方と防止体制についてお伝えしてきました。が、午後の4時間のセミナーということで、どうしても限界がありました。
10月の「相談員育成セミナー」では、2日間にわたって、ハラスメントの相談の受け方、行為者へのヒアリング、防止体制などについて、講義とロールプレイ、ケーススタディなどを取り入れてじっくりと丁寧にお伝えしていきます。
詳細が決まり次第随時ホームページやDMでお伝えしていきたいと思っています。
まずは、日時と会場が決まりましたので、お知らせいたします。

今年度の研修にぜひお役立てください。
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◆月日: 10月2日(火)、3日(水)(2日間コース)
◆時間: 10:15~16:45 (予定)
◆会場: 大阪産業創造館

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このブログは、写真とのコラボでお送りしていますが、このスタイルでの更新が100回目となりました。アクセス数は32,000回。
多くの方に読んでいただき、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。
これからも、ハラスメントに関する社会の動きや防止体制等について、ホットな情報をお伝えしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

セクハラ、DVの相談に「クレオ大阪」は不可欠

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大阪市(橋下徹市長)は、5月11日に今後3年間に取り組む市制改革プランの素案を発表しました。住民サービスの打ち切りや施設の廃止、補助金のカットなどあまりのひどさに怒りを禁じえません。
とりわけクレオ大阪(大阪市男女共同参画センター)5館の全館廃止は、女性の人権を踏みにじるひどい行為です。
クレオ大阪は、学習や啓発、情報提供、調査研究などに加えて、セクハラやDV、性暴力などの被害にあった女性たちからの相談を長年にわたって受けてきました。
専門の相談員が被害者から相談を受け、情報を提供し、必要に応じて関連機関と連携しながら、被害者に寄り添って解決に向けて、サポートをしてきました。
それは専門的な知識をもった相談員、情報の蓄積、そして関連機関とのネットワークなどがあるからこそできるものです。
被害者があちらこちらの機関をたらい回しにされることなく、クレオ大阪1か所で、必要な支援が受けられることが大事なのです。

国の「第3次男女共同参画基本計画」では、「男女共同参画社会の実現に向けた活動拠点施設の充実」がはっきりと打ち出されており、国の施策にも逆行するプランです。
職場で、地域で、学校で今も多くの女性たちがハラスメントを受けて苦しんでいます。
区役所の相談では、十分な支援はできません。
クレオ大阪を絶対に廃止させてはなりません。

5月29日(火)が、大阪市へのパブリックコメントの締切日です。
大阪市のHPはこちら>>>

パワー・ハラスメントに関するヒアリング調査対策には研修・教育が重要

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パワー・ハラスメントに関する調査が発表されました。
労働政策研究・研修機構が行った「職場のいじめ・嫌がらせ、パワー・ハラスメント対策に関する労使ヒアリング調査-予防・解決に向けた労使の取組み-」です。

ハラスメントの取り組みを行っている39組織(使用者17組織、労働組合22組織)にヒアリング調査を行っています。
私は、常々パワー・ハラスメントの原因は、個人の資質・性格だけの問題ではなく、組織にその背景があると言っています。
この調査でも、ハラスメントが発生する背景・原因には、①人員削減・人材不足による過重労働とストレス ②職場のコミュニケーション不足 ③会社からの業績向上圧力・成果主義 ④管理職の多忙・余裕のなさ ⑤管理職に対する教育不足 ⑥就労形態の多様化などがあげられています。
そして、ハラスメントの対策には、①アンケート調査 ②啓発 ③相談窓口の設置・運営 ④研修・教育などが紹介されています。
今回の調査の対象は、ほとんどが1,000人~数万人の大企業です。
中小企業で取組みを進めているところはまだまだ少ないのが現状です。

経営状況が厳しい中で、ハラスメント対策までとても手が回らない、というのが本音なのかもわかりません。
しかしながら、そのような状況だからこそ、しっかりとした取り組みが必要なのではないでしょうか。

メンタルヘルス問題や従業員の退職の背景には、職場の人間関係やハラスメントが大きく関わっています。
健康に働き続けられる職場環境を整えることが、業績のアップにもつながっていくのではないでしょうか。

アトリエエムでは、組織の実態やご要望に応じてセミナー(研修)や相談窓口の整備など様々な取り組みをサポートしています。
お気軽にご相談ください。

団体研修(講師派遣)のご案内はこちら>>>

『鵜の目 弐ひゃく』 鵜久森典妙 写真展 プラス

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今年も鵜久森典妙(うくもり のりたえ)さんの写真展を観にいきました。
会場はおなじみの神戸・平野の「ぎゃらりぃ侑香」。
「平清盛ゆかりの郷」ということで、沿道には赤いのぼりが、たくさんはためいていました。

写真展の今回のテーマは「鵜の目 弐ひゃく」。
鵜の目鷹の目と言いますが、まさに視点がユニークで、どれもとても面白い写真ばかりです。
一枚一枚見ていると、不思議な世界に吸い込まれるようで、時間が経つのも忘れてしまうほどでした。

映画プロデューサーの鵜久森さんは、医療や環境問題をテーマにしたドキュメンタリーを長年にわたって製作しています。
最新作の映画「もういいかい ~ハンセン病と三つの法律~」が5月20日(日)に大阪で上映されます。
こちらもぜひご覧ください。

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「もういいかい ~ハンセン病と三つの法律~」 完成披露特別上映会
◆日時:5月20日(日) ①14:00(一回上映)
◆会場:大阪市立阿倍野区民センター 大ホール
◆参加費:1,000円(中学生以上)
◆連絡先:大阪映画センター TEL 06-6719-2233

詳細は「もういいかいのブログ」をご覧ください>>>
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『鵜の目 弐ひゃく』 鵜久森典妙 写真展 プラス
■日時:5月1日(火)から21日(月)11時から18時(日曜日は休み)
■会場:いちばぎゃらりぃ侑香(TEL:078ー361ー5055)
神戸市兵庫区神田町38の22
■アクセス:JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
JR神戸駅より7、9、110系統乗車、
「平野市場前」バス停下車(バス道東へ100m)

*写真展が紹介されている神戸新聞(5月15日)は「120515-kobeshinbun.pdf」をダウンロード