多様化するハラスメントへの対応が求められています!1月26日(金)に大阪で「相談対応セミナー」開催

170924-blog「ハラスメントの相談と対応セミナー
~適切な相談対応ができていますか~」

今、職場の担当者には、パワハラ、セクハラに加えて、LGBT、マタハラ等多様化するハラスメントへの対応が求められています。
このセミナーでは、相談対応の留意点、行為者ヒアリング等についてロールプレイ等を通して具体的に学びます。
最新の事例や判例を交えて防止対策についても解説します。 

*この機会にぜひご参加ください!!

【プログラム】
パワハラ、セクハラ、LGBT、マタハラ 等
①事例解説(講義)
②相談対応(ロールプレイ・実習指導)
③行為者ヒアリング(ロールプレイ・実習指導)
④判例解説、防止対策(講義)

●日時:2018年1月26日(金)11:00~16:30(開場10:30)
●会場:ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)4階 大会議室1
大阪市中央区大手前1-3-49 (京阪・地下鉄「天満橋」駅から東へ350m)
●講師:三木 啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)
●定員:30人(申し込み先着順)
●参加費:9,000円(資料代含む)
●対象:企業、行政機関、教育機関、労働組合、個人の方等ハラスメント防止に関心を持っている方
●主催:アトリエエム
●共催:ドーン運営共同体
●後援:中央労働災害防止協会、一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団

*チラシ(お申込書付き)こちら180216-2-HAseminar-vol.18-chirashi 
*詳細はこちら>>>

【主催・申込】アトリエエム株式会社
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-4-27-401
info◆atoriem.jp(◆を半角@にしてください)
http://atoriem.jp/
TEL 06-4256-8836 FAX 06-4256-8837

高度プロフェッショナル制度と「働き方改革関連法案」

170916-blog9月28日に召集される臨時国会で、労働についての非常に重要な法案が審議される予定です。「同一労働同一賃金」をめざすために「パート労働法」を「パート・有期雇用労働法」と改称するなどに加えて、「高度プロフェッショナル制度(高プロ制度)」の導入などが一つの法案としてまとめて提出されます。

高プロ制度は「残業代ゼロ法案」「脱時間給制度」「成果型労働」等とも呼ばれており、高専門職で年収が高い人を労働時間の規制から外す制度です。「働いた時間ではなく、成果で評価する」とも言われていますが、「残業や深夜・休日労働をしても割増賃金を支給しなくてもよい制度」です。いわば<労働時間と賃金の関係が切れた制度>であることが重要なポイントです。

長時間労働を防ぐ対策として、「年104日以上の休日取得」等の「健康確保措置」をとることとなっていますが決して十分ではありません。対象者も現在は年収が約1千万円以上となっていますが、変更は法律の改正ではなく厚生労働省の省令で可能となっています。

様々な職場でハラスメントセミナーを実施し、現状を目の当たりにしている三木としては、高プロ制度は働く人たちにとって良い制度とは思えないのです。今後対象者が広がることも考えられ、ますますパワハラや長時間労働が蔓延することにつながるのではないかと危惧しています。

◆「働き方改革関連法案」を検討している厚生労働省の「第140回 労働政策審議会 労働条件分科会」のサイトはこちら>>>