職場でのパワハラやいじめが連日のように報道されています。
●介護施設で働いていた男性職員が女性上司からパワハラを受けて2007年に自殺、遺族が施設を管理していた社会福祉法人に損害賠償を求めていた裁判で、岡山地裁は社会福祉法人に5,000万円の支払いを命じました。
●今年2月に男性巡査長が拳銃自殺をしたのは上司のパワハラが原因だとして、警視庁は上司の男性警部補を減給の懲戒処分としました。
●海上自衛隊の男性一等海士の自殺をめぐっての裁判では、自衛隊が破棄したと回答をしていたいじめの有無を尋ねたアンケートが存在しているという内部告発があり、いじめと自殺との因果関係を認定、7,350万円の支払いを命じる判決が、東京高裁で出されました。
このような悲惨なハラスメントは一部の特別な職場だけで起こるのではありません。
2012年度は全国で5万件以上のいじめの相談が労働局に寄せられました。
ハラスメントを受けてうつ病などになり、休職や退職を余儀なくされる人も後を絶ちません。
今こそ、各職場でハラスメントの取り組みを具体的に進めることが必要ではないでしょうか。
そのためには、相談を受ける人の「スキルアップ」が非常に重要でしょう。
私は、2009年度から「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」を年に数回、定期的に実施してきました。
今年度は大阪では6月13日(金)に、東京では9月12日(金)に実施します。
セミナーには、企業、行政機関、教育機関等の人事・CSR担当者やハラスメント相談員の他、労働組合やNPO、市民グループで労働相談を受けている人、また産業カウンセラーや社会保険労務士など様々な立場の人が全国各地から参加されます。
講義や事例・判例解説に加えて、ロールプレイやケーススタディなども取り入れていますので、すぐに実践に役立つと大変好評です。
4月22日(火)には、朝日新聞でも紹介されました。
この機会にぜひご参加ください。
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「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」
【大阪会場】
2014年6月13日(金) 11:00~17:00 大阪産業創造館
【東京会場】
2014年9月12日(金) 13:00~17:00 アーバンネット神田
【両会場共通】
講師:三木啓子(アトリエエム㈱代表)
定員:30人
参加費:12,000円(資料代、税込)
申込:アトリエエム㈱ TEL:06-4256-8836
http://atoriem.jp/
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