世界で114位-日本の男女平等
女性管理職を増やしてマタハラ防止を

久しぶりに訪れた仙台は、11月にもかかわらずとても穏やかないいお天気でした。経済産業省と人権教育啓発推進センターからのご依頼で「ハラスメントの最新情報と企業の防止対策」についてセミナーを行いました。

今回は特にマタハラにポイントを置きました。なぜマタハラが起きるのか、どうすれば防止できるのかということをグループディスカッションやロールプレイを通して考えていただきながら、具体的な対応をお伝えしました。とてもわかりやすかった、すぐに自社でも対策を考えていきたい、とのお声をたくさんいただきました。

その夜と翌日には、仙台で長年にわたって活動をされている方々とお会いしました。待機児童の早期解消や政策決定の場への女性参画拡大に取り組んでいる女性議員の方、DVの加害者プログラムを行っているNPOの代表の方、職場でのセクハラ、パワハラ防止の取り組みを進めている女性の方たちなど。2つの仙台市男女共同参画センターも訪問してきました。皆さんの活動の様子をお聴きし、活発な交流ができてとても充実した2日間となりました。

が、そこに飛び込んできた「114位」のニュース。これはスイスの「世界経済フォーラム」が毎年発表している「男女格差報告」です。日本は144か国中114位、昨年の111位よりもさらに順位を下げ主要7か国(G7)で最下位です。

特に政治と経済分野で男性との格差が大きく、経済分野では管理職の少なさなどの問題点が指摘されました。

企業では、今後もっと積極的に女性の管理職を増やして、マタハラ、セクハラ防止の取り組みをさらに進めることが重要でしょう。

アトリエエムの研修用DVD「マタニティハラスメント~女性が安心して働ける職場環境に」(20分、2万円)は、とてもわかりやすいと好評です。ご活用ください。

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