68回目の終戦記念日

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暑い暑い8月に3本の映画を観ました。
「はだしのゲン」(アニメ)/原作・脚本・製作:中沢啓治/1983年 日本
「夏の祈り」/監督・撮影:坂口 香津美/2012年 日本
「最愛の大地」/監督・脚本・プロデューサー:アンジェリーナ・ジョリー/2011年 アメリカ
とても残酷なシーンがあるから、「はだしのゲン」を子ども達には観せたくない、という大人がいます。
確かに、胸が苦しくなって、とても辛い気持ちになるのはわかります。
でも、そこに描かれていることを受け止め、目をそらさずに観ることも大切です。
若い人や子どもたちにもしっかりと事実を伝えていかなければならないと思うのです。

戦争、紛争、内戦・・言葉は違っても、どれも人を殺し、強姦し、土地や物を略奪すること。自分と自分の家族を守るという「正義」や「愛国心」という言葉のもとに。
暴力や力で相手をいくらねじ伏せても、何の解決にもならず、そこからは何も生まれてはきません。
ただ哀しみと憎しみだけが増幅していき、報復という連鎖を生み出すだけなのです。
終わることのない残酷で、悲惨な争いだけが愚かにも延々と続いていくだけです。

「過ちは繰り返しません」と誓ったにも関わらず、「不戦の誓い」を述べずに、戦争への道を歩み出そうとしていることに大きな危惧と怒りを感じているのは私だけではありません。
私たち一人ひとりがまずは正しく過去を認識して伝えること、そして将来のために今、何をしなければならないのかをしっかりと考えなければならないと思います。

「叱られるとやる気を失う」部下は57%モチベーションをアップさせる指導法は

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「パワー・ハラスメントセミナー」で、よく寄せられる質問があります。「部下をどのように叱ったらパワハラにならないですか」「どこまでが指導で、どこからがパワハラになりますか」と。
部下の指導においては時には「叱る」ことも必要かもしれません。でも人は、叱られてばかりいると自己肯定感がどんどん下がっていき、そしてモチベーションも下がっていきます。当然の事ながらそれでは、良い仕事もできないでしょう。
私は「部下をもっと褒めてみませんか」と話して「心理的ストローク」などについてもお伝えしています。
先日、日本生産性本部から発表された「コミュニケーション」に関する調査結果はなかなか興味深いものでした。
「叱ることが部下の育成につながる」と思う課長は、89%
一方、57%の部下は「叱られるとやる気を失う」と感じています。

褒めることについても、上司の80%は「褒めている」と答えているのに対して、部下の半数は「褒められてはいない」と感じています。
自分では褒めているつもりでも、部下には真意がうまく伝わっていない現状が見えてきます。
アトリエエムのセミナーでは、部下の育成・指導についても具体的にお伝えしています。
お気軽にお問い合わせください。団体研修のページはこちら>>>
日本生産性本部の「職場のコミュニケーションに関する意識調査」はこちら>>>