「職場のハラスメント 相談対応術」 全国に発信中!「相談員育成セミナー」 も間もなく開催!

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「職場のハラスメント 相談対応術」がとても好評です!
企業や行政機関の担当者だけでなく、労働組合、NPO、大学、カウンセラー、社会保険労務士、弁護士、図書館、男女共同参画センターなど、本当にさまざまな方にご購入いただいています。
時事通信社から記事が配信されて、デーリー東北や茨城新聞など各地の新聞でも掲載、全国から問い合わせが相次いでいます。

「とてもわかりやすい」「判例の解説を読んで、ハラスメントの本質がわかった」「相談員の研修で役立てたい」などのご感想が寄せられていいます。
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店の5F、ジュンク堂書店三宮店の4Fで「ハラスメント 相談員の心得」と共にドーンと面出しして販売しています。
ぜひ併せてご活用ください!
また年明けの2月6日(木)、7日(金)には「ハラスメント相談員育成セミナーvol.2」を開催します。
最近の判例や相談の受け方に加えて、行為者へのヒアリングなどについてもロールプレイを交えて丁寧にお伝えします。

今回は新しい試みとして、三木啓子のセミナーに加えて、2日目に特別ゲストとして労働法の専門家である大和田敢太さん(滋賀大学教授)を迎えることになりました。
大和田教授は、9月までフランスのボルドー大学でハラスメントの調査・研究をされていました。ヨーロッパの法制度や企業の取り組みについての最新情報を語っていただく予定です。
より充実した相談員育成セミナーにしたいと思います。

ご期待ください!
「職場のハラスメント 相談対応術」の詳細はこちら>>>
「ハラスメント相談員育成セミナーvol.2」の詳細はこちら>>>
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<時事通信の記事>
実践的な内容が盛りだくさん
三木啓子著 「職場のハラスメント 相談対応術」

セクハラやパワハラなどのハラスメント防止研修を行っている産業カウンセラーによる計64ページのブックレット。職場でのハラスメントの相談に応じる担当者向けの分かりやすい内容だが、被害に悩んでいる人にとっても参考になる。
「相談員は中立ではなく、相談者にとって一番のよき理解者」とする一方で、相談者と同じ気持ちになること(同調)を戒め、相談員自身のストレス対策の重要性も訴えるなど、豊富な現場経験に裏打ちされた実践的な内容が盛りだくさん。特に民事裁判の判例紹介は、ハラスメント問題の難しさを実感させられる。
(アトリエエム・630円)
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兵庫県議が女性県議にセクハラ所属党は真摯な対応を!

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兵庫県の桐月一邦県会議員が、酒席での女性県議へのセクハラに対して、所属党から厳重注意を受けた、と報道されました。
「女性は金で買うもの」などと語り「1万円でどうや」と同席していた女性県議に抱きついたというもの。
なんという女性蔑視で、女性の人権を侵害するひどい言動なのかと、怒りを禁じ得ません。
しかも、もっと驚くのがその後の本人と所属党の対応です。
「泥酔していて記憶がない」と語る桐月議員。
「酒の席のことでもあるから」と退団届の受理を保留し、注意にとどめた所属党。

セクシュアルハラスメントに対する「組織の責任」をどう考えているのでしょうか。
男女雇用機会均等法では、セクハラの防止に努めることは「事業主の責任」とされています。
職場以外の宴会の場で従業員が起こしたセクハラに対しても、事業主に責任がある、という判決が出ています。

党と所属議員は直接の雇用関係はありませんが、所属議員の言動に対して責任をもたなければならないと考えます。
今回の件についてどのように対応するべきか、そして再発防止に向けてどのような取り組みを具体的に行っていくのかを、真摯に検討しそれを県民に公表することが必要でしょう。

「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」12月14日(土)から 関西で初の劇場上映

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今話題のドキュメンタリー映画 「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」 をもうご覧になりましたか。
昨年春の完成後、全国40か所以上で上映されていますが、いつも大きな反響が寄せられています。
三木啓子のブログでも、2012年3月3日(土)に感想を書いています。

各地で上映会が次々と取り組まれていますが、関西では初めて神戸の映画館で12月14日(土)から上映されることになりました。
12月11日(水)の神戸新聞と朝日新聞(いずれも兵庫県版)でも大きく紹介されています。
ぜひこの機会にご覧ください。
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<劇場上映>
「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」

■日時: 2013年 12月14日(土)~12月20日(金) 10:00~(モーニング上映)
■劇場: 元町映画館 (元町商店街4丁目)
 兵庫県神戸市中央区元町通り4丁目1-12
■TEL: 078-366-2636

「特別割引券」付チラシはこちら「131214motomachieigakanchirash21.pdf」をダウンロード

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三木啓子のブログ(2012年3月3日)はこちら>>>
詳細は「もういいかいのブログ」をご覧ください>>>

「キルギスの誘拐結婚」 林典子写真展

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誇らしげにポーズをとっている新郎。
その横で、まるで能面のように全く表情のない新婦。

先日、ほんの少しの空き時間に大阪ニコンサロンを訪れた私は、その写真に映った女性たちの姿に大きな衝撃を受けました。
林典子写真展 「キルギスの誘拐結婚」です。(カラー、30点)
中央アジアのキルギスでは、4割の女性が男性に誘拐されて、結婚させられているという。
しかも、一度男性の家に入った女性は、純潔ではないとみなされて、実家に戻ることもできず結婚を受け入れざるを得ず、その後自殺する女性も多いと。

多くの女性の人権が踏みにじられているこの慣習に大きな怒りを覚えます。
同時に、何か月にもわたって、村々を回って女性たちと話をして撮影をして、現状を知らせてくれた林典子さんに、心から敬意を表します。

社会の矛盾や理不尽さを知ったからといって、すぐに行動に移せないかもしれません。
でもまずは、事実を知ることが大事だと思うし、知らなければ変えることもできないと思うのです。

その日、私たちから「知る権利」を奪ってしまう「特定秘密保護法案」が衆議院で強行採決されました。