解決に向けた相談体制から防止対策まで

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6月24日(金)に実施した「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.4」では、皆さん熱心に講義を聴き、ロールプレイに取り組んでおられました。
東京や中国地方など遠方からも参加され、ネットワークを広げる良い機会にもなっていました。

「ロールプレイを含めた分かりやすい説明で大変有意義なセミナーでした。今後の相談体制のあり方を改めて検討したいと思います。」
「職場でもハラスメント防止の教育を受けていますが、知識として入っていただけで、実際に起こった場合は、その知識だけでは解決できないことを、ロールプレイにより実感しました」
「基礎知識、実技指導、判例と、それぞれがとても充実した内容でした。」
などの感想が寄せられました。

今回のセミナーを収録したDVD「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.4」は近日完成。今回残念ながら参加できなかった方は、DVDをぜひご活用ください。
これまでに製作したDVD「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」シリーズも大変ご好評で、企業や大学等の研修で幅広く活用されています。

アトリエエムでは、ニーズに応じたセミナーやDVD、ポケット冊子の製作等を通して、ハラスメントのない職場環境整備のサポートをしています。
詳細はお気軽にお問合せください。

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「セクハラ・プリベント」を活用して社内研修

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厚生労働省は6月を「男女雇用機会均等月間」と定めて、セクハラ防止やポジティブ・アクションの取り組みを推進しています。
各社で様々な取り組みがなされていますが、飲料メーカーのN社では6月を「ハラスメント・ゼロ月間」として、社内で研修を実施。全社員にポケット冊子「セクハラ・プリベント」を配布して、研修のテキストとして活用しています。
そうしたなか、セクハラの防止を指導する機関である労働局が、セクハラを放置していた、ということが先日報道されました。
山形労働局は、7年間にわたって非常勤の女性職員にセクハラ行為を繰り返していた男性職員3人を懲戒処分にしました。長期間にわたってセクハラ行為を放置していたこと、さらにその後の対応の遅さは大きな問題です。
セクハラやパワハラなどが職場内で起きたときには、少なくとも以下の三点における迅速な対応が必要です。
一つ目は、被害者の保護です。被害者が安全に安心して仕事ができる環境を保障すること。噂や誹謗・中傷から守ることも含みます。
二つ目が、加害者に対する処分と指導・教育。
三つ目が再発防止です。全従業員に対する研修の実施や相談体制の整備をしっかりと図ることです。業務の分担や職場環境、組織のあり方の見直しも忘れてはなりません。セクハラもパワハラも個人の問題ではありません。職場に原因や背景が必ずあります。それを根本から見直さずに、表面的な対応だけですませていては、ハラスメントはなくなりません。
6月24日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4」では、再発防止に向けた具体的な取り組みについてもお伝えします。
締め切り間近です。お申込みはお早目にどうぞ。
セミナーの詳細はこちら>>>

パワハラ(いじめ・嫌がらせ)を受けたと4万人が相談

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4万人もの人が「職場でいじめや嫌がらせなどのパワー・ハラスメントを受けた」と各地の労働局に相談に訪れました。セクシュアルハラスメントについても12,000人が相談をしています(いずれも2010年度、厚生労働省発表)。
職場でパワハラやセクハラを受けても、誰にも話せずに一人で苦しんでいる人が大勢います。労働局など外部の相談機関に助けを求める人もいますが、自分の職場の相談窓口を訪れて、解決することができればどれだけ早く元気に働くことができるでしょうか。信頼できる相談窓口の存在は、安心して働くことにつながります。それがハラスメントの抑止力となり、防止へとつながっていくのです。
6月24日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4」では、ハラスメントの適切な相談の受け方に加えて、行為者へのヒアリング、メンタルヘルス、防止対策などについて、ロールプレイもまじえて、具体的に丁寧にお伝えします。
同じ会社からの複数回のご参加も増えています。ハラスメント相談員の方だけではなく、人事、総務、CSR担当の方、各部署の管理職の方、また、労働組合や各種団体等の方たちもぜひご参加ください。
先着順ですので、お申し込みはお早目にどうぞ。
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<三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.4>
 ~解決に向けた相談体制から防止対策まで~

●日時:2011年 6月24日(金) 12:30~16:30
●会場:大阪産業創造館 5階 研修室AB  大阪市中央区本町1-4-5
●講師:三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表、産業カウンセラー)
●参加対象:ハラスメント相談窓口担当者、人事・総務担当者、CSR担当者等
●参加費:9,000円(税込)
●定員:30人(先着順)
●主催:アトリエエム株式会社

<プログラム>
■1部【相談における対応とメンタルヘルスの知識】
相談の受け方と行為者に対するヒアリングの留意点、ハラスメントを原因とするメンタルヘルス疾患への対応など

■2部【ロールプレイ・実習指導】
相談対応の実習、行為者へのヒアリングなど

■3部【ハラスメントの事例・判例と防止対策】
最新の事例・判例の解説、ガイドライン作成のポイント、「アトリエエムのハラスメント防止5カ条」にそった防止対策など

チラシ(参加申込書付)はこちら(PDF)>>>
厚生労働省の発表データは下記をご覧ください
いじめ・嫌がらせの相談データはこちら>>>
セクシュアルハラスメントの相談データはこちら>>>