活動弁士の井上陽一さんが2021年2月9日に逝去されました。
82歳でした。
井上陽一さんは、活動弁士として40年以上にわたり600回を超える公演を続けてこられました。
晩年は、週3日透析治療を受けながら「声がでる限り、聞いてくれるお客さんがいる限り語り続けたい」と言って舞台に上がっておられました。
私もファンの1人として、井上さんと同い年の母とよく舞台を観にいきました。
舞台の後には、母も大河内傅次郎や片岡千恵蔵の事を懐かしそうに話してくれていました。
もう井上さんの舞台を観れないと思うととても残念です。
長年にわたって公演を続けてこられた井上さんに心から敬意を表したいと思います。
今頃は、往年の俳優さんたちと大好きなお酒を酌み交わしながら、映画談議に花を咲かせていることでしょう。
心よりご冥福をお祈りいたします。
井上陽一さんの訃報記事を掲載している神戸新聞(2021/2/18)はこちら>>>
その他、佐賀新聞、秋田魁、信濃毎日、山陽新聞、北國新聞など多数の新聞に掲載されています。