「パワハラ」と「指導」の違い、いわば「グレーゾーン」に今、多くの人たちが戸惑っています。
広島市のサービス業のある会社で、パワハラの一日セミナー(研修)をさせていただきました。参加者は中間管理職の30人。上司から受ける指導、そして、部下への指導。それは従業員の能力を適正に生かす指導となっているのか、を職場の実態を通して考える、というものです。
午前はハラスメントの基本的講義とロールプレイを使ったセミナー。午後はパネルディスカッションとグループワーク。
職場で実際に起こったできごとを元に、上司と部下とのやりとりを再現したスタンツを見て、グループでディスカッション、全体共有、講評。これをいくつかの事例で考えていきます。
実際に自分たちの職場で起こった事例を考えることで、より身近にパワハラを考えることができ、実効的なセミナー(研修)となりました。
アトリエエムでは、60分のパワハラセミナー(研修)から1日セミナーまで、また、10人から150人まで、と、事業所の実態とニーズに応じた幅広いセミナープログラムをご提案いたします。お気軽にご相談ください。
セクハラ防止のための行動計画
あなたは、セクハラを防止するには、どのような職場にすればよいと思いますか。
「お互いの人権を尊重できる職場」「風通しの良い職場」「些細なセクハラも許さない職場」etc.
では、「そのために、具体的に何をしますか」ということを考える研修をさせていただきました。
各事業所には、すでに「セクハラ防止指針(ガイドライン)」があることと思います。
2007年に改正された男女雇用機会均等法では「防止規定の作成」は事業主に対する措置義務となっていますから。
では、その指針をより実効的なものとするために、所属長として、自分自身は何を具体的に進めていくのか、取り組んでいくのか、ということを考えて「所属長としての行動指針・行動計画」作り上げていく研修です。
4時間の研修では、セクハラの基礎知識や裁判例を学ぶのはもちろんのこと、実際にセクハラが起こった時の具体的な対応をグループでケーススタディを通して考えました。
講師から一般的な話を一方的に聞くだけの研修ではなく、参加者自らが自分の部署の現状をしっかりととらえて、行動計画を立てるというものです。
今回の研修では、セクハラの本質を正しく理解し、セクハラを起こさせない事をもちろん学んでいただきました。加えて、万一セクハラが発生した時には二次被害等を起こすことなく、適切に対処していくスキルをも学んでいただく事ができました。
アトリエエムのセミナー(研修)はセクハラもパワハラも各事業所のニーズや実態に応じたプログラムをご提供しています。お気軽にご相談ください。
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ニキ・ド・サンファルのナナシリーズ
友人たちと栃木県那須高原の「ニキ美術館」に行きました。鶯の鳴き声に迎えられて緑の小道を分け入っていくと、そこには別世界が広がっていました。
女性彫刻家「ニキ・ド・サンファル(1930-2002)」の作品が力強く、そして、かわいく迎えてくれました。彼女の作品はとても力強くて明るくそして楽しげで、前から後ろからと眺めていても、飽きることなく、時間が過ぎるのも忘れてしまうほどでした。
なかでも、お気に入りはやっぱり「ナナ」シリーズ。かわいくて、でも力強い表情豊かな「ナナ」たちが今にも駆け出していきそうでした。
ただ、とても残念なのは、8月末で美術館は閉館してしまうとのこと、それまでの間に多くの人に観ていただきたいと思います。
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ニキのはじけるような作品を雑誌の表紙で紹介しているのが、フェミックスが発行している隔月刊誌『We』です。毎号読み応えたっぷりで、お薦めの雑誌です。
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