命までも奪ってしまうパワハラ

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3万人。
3万人以上もの人が1年間に自ら命を絶っています。
この中には職場でパワハラを受けて苦しんだ人も大勢含まれています。

職場でパワハラを受けている人に対して「上司は指導熱心な人だから」「あなたのためを思っての叱責」「それ位の事はみんな我慢をして仕事をしている」と被害者をより追い詰めるような言動をしていないでしょうか。
また、トラブルに関わりたくないからと、見て見ぬフリをするということはありませんか。
これはセカンドハラスメント(二次被害)です。

「最近の若い人は精神力が弱くなったから」と一般論に問題を置き換えてしまって、現実に起こっているパワハラを見過ごしてしまうこともよくあります。
アトリエエムのセミナーでは、セカンドハラスメントについても丁寧にお伝えしています。
「相手を病気にしてしまうコミュニケーション」とも言われるパワー・ハラスメント。
命さえも奪いかねないパワー・ハラスメント。

事業所としてパワハラ防止にどのように本気で取り組むのか。
パワハラ防止は、まさしく今、組織力を問われている問題だといえるのです。

6,434人の尊い命を瞬時に奪った阪神・淡路大震災から、15年目の朝を迎えました。