「国ぐるみのパワハラ」真実を明らかに!
近畿財務局・赤木俊夫さんの遺族が国等を提訴

学校法人森友学園への国有地売却と財務省の公文書改ざん問題で、近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54歳)が自殺したのは、改ざんに加担させられたからだなどとして、遺族が3月18日に国と佐川宣寿(のぶひさ)・元同省理財局長に計約1,200万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こしました。

赤木さんが残した手記には、決裁文書の修正は佐川元局長の指示で、抵抗したにも関わらず複数回強要されたこと、改ざんは本省の指示なのに、最終的に自分の責任にされること、財務省が国会で虚偽の答弁を貫いていること等が詳細に記されていました。
自殺当日に書かれたと思われる手記の字は、震え、にじんでいます。本当に胸がつぶれる思いです。

当時は、大阪地検特捜部もこれらの事実を把握していながら、弁護士らから告発された佐川氏ら38人を不起訴として捜査を終えました。安倍首相は「私や妻が関係していれば首相も国会議員もやめる」と国会で豪語していました。

真実は何なのか。
なぜ赤木さんは自殺にまで追い込まれたのか。

今こそ法廷と国会の場で、全てをつまびらかにしなければならないと思います。
裁判の行方にしっかりと注目したいと思っています。